庄内浜海岸の観光地・景勝地

 空からの庄内浜大きく3ブロック(遊佐町・酒田市・鶴岡市)に分け、庄内浜の観光地・景勝地をあげている。
 庄内浜が見えるところなら、どこからでもきれいな夕日を見ることができる。また、夏には海水浴がメインとなるが、磯で海の生物と戯れたり、磯でクロダイ釣りを楽しんだり、最近では、ルアー釣りをする人も増え、スズキ、イカなどの釣りを楽しむこともできる。冬は、湯野浜温泉、あつみ温泉などの温泉があり、のんびり疲れを癒すことができる。
 食については、「食の都庄内」と言われているように、四季折々何を食べてもおいしい。このおいしさが旅の一番の楽しみでもあると思う。

遊佐町・・・十六羅漢、西浜コテージ村、道の駅「ふらっと」

【十六羅漢】

十六羅漢 吹浦横町にある海禅寺の21代「寛海和尚」が、日本海の荒波で命を失った漁師の人々の霊の供養し、また、禅の普及と海上安全を願ってつくられた。

 1864年(元冶元年)から明治元年までの5年の年月をかけて、22体の磨崖仏を完工した。地元の石工たちを指揮し、16の羅漢、釈迦牟尼、文珠、普賢の両菩薩、観音、舎利仏、目蓮の三像、合わせて22体を配置した。

 日本海側に、これだけの規模の十六羅漢が彫られているのは、日本ではここだけで、歴史的にも貴重な資源で、眺望台には歌碑や句碑がありすばらしい夕日や飛島が望まれる名所。

 また、「未来に残したい漁業漁村の歴史文化財産百選」選定されている。

出羽二見

 出羽二見と呼ばれている二つの岩が十六羅漢岩の南側磯場にあり、岩と岩を注連縄で繋いである。自然が造り出した芸術的景観は、三重県伊勢市二見町にある日の出の名所である「夫婦岩」に似ていることから、こちらも夫婦岩とも呼ばれている。対岸に掛けられた注連縄の真ん中に夕日が見える姿が有名で、夕日写真の撮影スポット。

 浜辺の芸術・十六羅漢や秀峰・鳥海山、夕日が沈むサンセットポイントなどの観光スポットとして、脚光を浴びるところに位置している「サンセット十六羅漢」もあり、夕日ラーメン、おみやげ品、夕日ギャラリーなどある。


【西浜コテージ村・キャンプ場】

コテージ 「日本の水浴場88選(環境省)」にも選ばれた西浜海水浴場がすぐ近く。また、湧水が湧き出す様子が見て取れる釜磯海水浴場や十里塚海水浴場も比較的近くにある。そして、鳥海温泉が近くにあり、いっぱい遊んだあと、大浴場や足湯で身も心もリラックスできる。

 キャンプ場では、ペットと同伴可のエリアもあり、ペットと一緒のアウトドアライフが楽しめる。施設も充実しており、場内には炊事場やトイレ、コインランドリー。周辺には道の駅などもある。鳥海山登山、海・川釣りなどの遊佐を満喫する拠点に最適で、各種イベントに合わせて利用すれば、さらに楽しめる。

 全天候型の多目的に使えるマルチドーム「ふれんどりぃ」もあり、テニスやミニサッカー、ゲートボールなどで心地よい汗が流せる。

 

【道の駅「ふらっと」】

道の駅「ふらっと」 遊佐町菅里の国道7号線沿いにあり、日本海と鳥海山の恵みを受けた地元産の農産物と水産物コーナーが人気の的。県内はもちろん全国からのお客様にも好評。

平成9年4月に、交流人口の拡大と地域活性化を目指し、「遊佐町交流促進施設」として、事業費2億6900万をかけてオープン。「笑顔と真心」をモットーに、公平であり、値段も半音「♭」下げてとの想いに、「ふらっと」と名付けられた。

施設の特徴としては、野菜直売コーナー、鮮魚直売コーナー、それに地域特産品の販売コーナー、食堂、ファーストフード、味の駅など多種に渡り「遊佐町」がぎっしり詰まっています。県内の交通情報はもちろん、24時間完備のトイレもご利用できる。


【青塚の「旧青山本邸」】

 青山本邸遊佐町の比子に、ニシン漁で漁業王になった青塚留吉の古里に豪壮な旧青山本邸がある。現在は、国指定重要文化財に指定されている。比子は、江戸後期、四ヶ村の一つで青塚村と呼ばれていた。青塚留吉は、1836年(天保7年)に貧しい漁師の嘉左ェ門と清の間に7人兄弟の6番目として誕生し、幼い頃から向学心が強く、母の行商を手伝いながら生家近くの願専寺住職に読み書きを習い、既に漁師の心得も身についていたという。江戸から明治期へ移る大きな変革の兆しが見えていた頃、留吉は活躍の場を北海道の海に旅立ち、小樽の祝津に上陸。ニシン漁法を学び、高い利益を得る比子浜辺ことを知り、網元から漁場を借りて独立し、ニシン漁に専念した。
 最盛期は、15カ所の漁場の権利を持ち、漁船130隻、従業員300人を抱える道内有数の大漁業家の地位を確立した。その富で青山家専業の大工を雇い、古里に豪壮な青山本邸を構えた。その後、養子の政吉も小樽で「鰊の大尽」とあがめられ、娘の政恵は、祝津の海が見える地に祖父の留吉が建てた家と同じ間取りの贅を尽くした別邸を構築した。現在は、「小樽貴賓館」の名で小樽市の歴史的建造物に指定されている。

          (参照:山形新聞社発行「やまがた 地名伝説 第四巻」)

酒田市・・・飛島、日和山公園、緑地展望台、クロマツ林

【飛島】

飛島 東経139度31分、北緯39度12分に位置し、酒田市の北西39km(連絡船で90分)の日本海上に横たわる、周囲約10.kmの離島である。島内には、勝浦、中村、法木の3集落があり、勝浦には、定期連絡船発着所、漁協、発電所、診療所、郵便局、駐在所などがある。対馬暖流の影響から平均気温が12℃と県内で最も高く、生息する動植物も多種多様。初夏にはトビシマカンゾウの花が美しい。釣り、スキューバダイビング、バードウォッチングなど自然を楽しむことができる。釣り人の間では、飛島マグロなどという言葉もあり、マグロ釣りを楽しむこともできる。


【日和山公園】

日和山公園灯台 酒田港一望でき、公園の中には、2分の1縮尺で再現した千石船や日本最古級の木造灯台、方角石などがある。酒田港が北前船などで栄えたときの西回り航路の面影を感じさせる。広い芝生があり、春は花見、夏はきれいな芝の上でのんびりすることができる。

 また、近くにみなと市場、海鮮市場などがあり、地元の海の幸がお手ごろ値段で楽しめる。新鮮な魚介類をふんだんに使った丼もの、定食などは、遠くから食べに来るほど人気がある。おみやげも地元でとれた干物などの加工品はぜひ買って帰りたい逸品である。品売り場がある。その隣に酒田港の歴史が学べる海洋センターもあり、昔の文化に触れることができる。


【酒田北港緑地展望台】

 展望台からの景色平成12年4月にオープン。酒田本港と酒田北港のほぼ中間地点にある北港緑地にあり、地上30mから酒田港の外港や北港地区を、日本海一望の雄大なパノラとして眼下に見渡すことができる。運がよければ、飛島も見え、その反対方向にはきれいな鳥海山も見える。夕日スポットでもあり、日本海に沈む夕陽も美しい。周辺の多目的広場には炊事場、トイレが設備され、バーベキューも楽しめ、市民の憩いの場となっている。また、周辺には国際コンテナターミナルや多目的グラウンドなどもある。

 


【クロマツ林】

くろまつ 庄内砂丘は、長さ35km、面積約55平方km、長さ日本一の砂丘である。面積は、日本第2位で、鳥取砂丘、吹上浜砂丘とともに日本三大砂丘の一つ。

 しかし、風紋が彩る砂丘の風景は庄内にはなく。砂丘はクロマツ林に覆われ、その間では果樹や野菜の生産が盛んである。庄内砂丘で採れるメロンは、夏の庄内地方の名物である。このクロマツ林は、先人から受け継がれている大事な歴史遺産になっている。今も植林は続けられている。


鶴岡市・・・湯野浜温泉、加茂水族館、あつみ温泉...

【湯野浜温泉】

湯野浜温泉 波音と松風の響きがさわやかな「いで湯の里」。日本海に面した海浜の温泉郷。もとの名は亀の湯と称され、天喜年間(105358)付近の一漁夫が海辺で亀が温浴しているのを見て、この地に温泉が広まったという故事に由来する。

 上ノ山、東山と並び奥州三楽郷の一つとされ、古くから歓楽地として栄えた。古き良き時代をうつす建物、モダンな西洋建築、豊かな文化財・史跡が長い年月を越えて共存している。海幸・山幸、旬の味覚で魅力いっぱいで、マリンスポーツも存分に楽しめる景勝地。


【加茂水族館】

 加茂水族館ノーベル化学賞受賞「下村脩博士」が加茂水族館の一日館長になったり、クラネタリウムに展示されているクラゲは常時3040種で展示種数では世界一を誇っていたり、話題の多い水族館。ほの暗い展示室にゆらゆらとクラゲたちが泳ぎ、幻想的な雰囲気をつくりあげ、格別な癒しの空間となっている。

 展示しているクラゲは繁殖させたもののほか、水族館の眼前に広がる海から採集してきたクラゲも多く、季節によってさまざまなクラゲを見ることができる。

 加茂水族館で学んだ後に、実際に磯場で生き物を捕まえることができ、夏場は加茂レインボービーチで海水浴ができる。


【由良「白山島」】

由良漁港と白山島 由良は、「今より1400年前、霊峰出羽三山を開いたという蜂子皇子が都を追われ、丹後の由良浜より海路、流浪にのり北上を続けていたところ、荒波にそそり立つ絶壁と神秘を感じさせる洞窟群八乙女浦の厳上で、麗しき乙女たちが笛の音に舞いながら皇子を迎えた。」と伝えられている。由良海岸の海上に、高さ70m、周囲436m、火山性噴火で出来たとされ、「東北の江ノ島」とも呼ばれている。島内には白山神社が鎮座しており、特に、「海上安全」、「大漁満足」などに御利益があるとされ、氏子から崇敬されている。

 近くに共同浴場の由良温泉「おしゃかさまの湯」、磯釣り施設の海洋釣掘り、フィッシングセンター(資料館、休憩室、シャワー)などもある。

 

【あつみ温泉】

 「弘法大師の夢枕に童子が立ち、その示現によって発見した。」とか、「傷ついた鶴が草むらから湧き出る湯に足を浸しているのを木こりが見つけた。」など諸説語られている。

庄内藩主酒井忠勝公が入国した後、藩公の湯役所が設けられ、以来、近郊の湯治場として栄えてきた。古くから文人墨客も多く訪れ、松尾芭蕉、与謝野晶子、横光利一など、小説、詩歌に数多くうたわれている。1,000年にも及ぶ長い間、あつみの湯は人々に愛され、今では山形・庄内を代表する温泉地として皆様に親しまれている。

 近くに道の駅「しゃりん」があり、庄内浜の海産物、加工品など地元産品を購入することができる。

 

【鼠ヶ関「弁天島」】

 弁天島その昔、源義経が兄頼朝に追われ、奥羽にのがれる時、舟で鼠ヶ関の弁天島へ上陸したと伝えられている。厳島神社が祀られている。灯台を一周できる遊歩道がある。

 近くに「べにばな国体」ヨット会場地となった鼠ヶ関マリーナがあり、日本海側屈指の規模を誇っている。環境省より「快水浴場百選」にも選定された「マリンパーク鼠ヶ関」という海水浴場があり、磯遊びのできる人工海浜も隣接。のびのびとした広場があり、海水浴以外の遊びもゆっくり楽しめる。

 鼠ヶ関キャンプ場も近くにあり、夕陽に輝く弁天島、粟島など、見晴らし絶好。浜まで車で乗り入れできる。キャンプサイトの隣りにはユニットハウスもあり、気軽なアウトドアレジャーが楽しめる。目の前には海、後方には山、川があり、海水浴、磯釣り、ハイキング、あつみ温泉までは車で約15分と程近い。
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